手口
税務署や社会保険事務所の職員を騙る者が、電話で「税金(医療費)の還付金があります。あなたの名義の口座に振り込みます。持っているキャッシュカードの銀行名と近くのキャッシュコーナーを教えてください。キャッシュコーナーに到着したら0120-×××-×××に電話して、こちらの指示のとおりATMを操作してください」と言って、ATMを相手の指示どおりに操作させ、結果的に、被害者の口座預金を相手(犯人)の口座に振り替えさせてしまう。
還付金詐欺の実態
- 「発生件数等」
| H18年中 |
3件 |
約300万円 |
| H19年中 |
123件 |
約1億2,500万円 |
- 「被害者」
被害者83人中、約9割が50歳以上(平成19年〜)
最近の傾向も同様
- 警察官等を名乗り、『口座凍結』する必要があると言って、被害者をATMに誘導し、携帯電話で指示して画面操作させ口座間送金により現金を騙し取る詐欺が発生しています。
対応策
- 一度電話を切り、相手の言った部署(社会保険庁等)を電話帳などで調べ、担当者に確認して下さい。
- 『すぐに振り込まない・一人で振り込まない』ようにし、キャッシュコーナーへ行く前に、家族や警察などに相談して下さい。
還付金詐欺防犯上のポイント
- ATM機での税金や医療費等の還付はありません。
- 家族の方などと話し合いの機会をもって下さい。
〜おかしいなと思ったら、警察相談電話「#9110」へお電話を〜